二重取り消し線を引く基本ルートは、Wordフォント設定ダイアログを経由する操作です。マウスのみでポチポチと階層を掘り下げるのではなく、キーボードショートカットを組み合わせることで、体感速度を劇的に高めることができます。
Windows版における標準設定手順とアクセスキーの極意
マウス操作とキーボードを組み合わせた最も確実なWord文字飾り二重取り消し線の設定手順は以下の通りです。
1. 二重取り消し線を引きたい文字列をマウスまたは「Shift + 矢印キー」で範囲選択します。
2. キーボードの「Ctrl + D」を押下します(これによりフォント詳細ダイアログが一瞬でポップアップします)。
3. ダイアログが表示された状態で「Alt + K」を押します(「文字飾り」グループ内の「二重取り消し線」チェックボックスにチェックが入ります)。
4. そのまま「Enter」キーを押して確定します。
この「Ctrl + D」→「Alt + K」→「Enter」という流れるようなコンボを身体に染み込ませれば、わずか1秒足らずで二重取り消し線の適用が完了します。画面上の小さなボタンをマウスカーソルで探すストレスから完全に解放される実務テクニックです。
「ワード取り消し線のショートカットキー」を独自に割り当てる方法
Wordには、標準状態で「一重取り消し線」の一発ショートカットキーは割り振られておらず、二重取り消し線も同様です。ちなみに「Ctrl + Shift + D」は「二重下線(アンダーライン)」の予約キーであるため、混同しないよう注意が必要です。頻繁に校正作業を行うのであれば、専用のWord二重取り消し線のショートカットを自作してしまうのが最も賢明な選択肢となります。
【独自ショートカット割り当ての手順】
・「ファイル」タブ >「オプション」>「リボンのユーザー設定」を開きます。
・画面左下にある「ショートカットキー:」の横の「ユーザー設定」ボタンをクリックします。
・「分類」一覧から「[ホーム] タブ」を選択し、「コマンド」一覧から「DoubleStrikethrough」を探し出します。
・「新しいショートカットキー」の入力欄をクリックし、他の機能と衝突しにくい組み合わせ(例:Ctrl + Alt + K など)をキーボードで直接入力します。
・「割り当て」をクリックし、「閉じる」を選択します。
ワード二重取り消し線の解除方法
一度設定した二重取り消し線を外したい場合は、同様に文字列を選択して「Ctrl + D」から「Alt + K」を押し、チェックを外してEnterを押すのが基本です。もしフォントサイズや文字色などの他の書式ごと一気に素のテキストへ戻したい場合は、文字列を選択して「Ctrl + Space」(フォント書式のクリア)を実行するのが最も速いワード二重取り消し線の解除方法となります。