一方で、10代から20代前半の若い世代の間では、コミュニケーションのルールそのものが変わりつつある。かつてはタブーとされた「未読放置」が、現在ではごく当たり前の光景になっているのだ。
彼らにとって、LINEはリアルタイムの会話ツールというよりも、緩やかにつながるための掲示板に近い。「気が向いたときに返す」のがデフォルトであり、長押しで未読をキープすること自体に執着しない層も増えている。メッセージが届いても数日間未読のままにしておくことは、相手を嫌っているわけではなく、単に「自分の時間を優先している」という意思表示なのだという。