つねきちのいなりマーケットに陳列される絵画の中でも、「おごそかなめいが」は極めて緻密な構図を持っています。中央には華やかなドレスをまとった幼い王女、その周囲を取り囲む侍女や画家本人、そして部屋の薄暗がり――。情報量の多さに圧倒され、どこを確認すべきか迷うプレイヤーが続出していますが、偽物の特徴と見分け方における着眼点はたった1箇所に集約されます。
注視すべきは、画面奥の開け放たれた扉と、そこに続く階段に佇んでいる「黒い服の男性」です。
本物の特徴:
奥の扉の前に立つ男性の右腕は、カーテンに手を添えるように自然に下ろされています。身体の横に腕が沿っており、落ち着いた佇まいを保っているものが正真正銘の「本物」です。
偽物の特徴:
偽物の絵画では、この男性が右腕を肩よりも高く大きく跳ね上げています。まるで遠くの誰かに手を振って「バイバイ」をしているかのような不自然なポーズをとっているのが贋作の決定的な証拠です。
船内の照明は意図的に薄暗く設定されているため、肉眼で漫然と眺めているだけでは背景の人物まで判別がつきません。調べるコマンドを実行した直後に起動できる「拡大視点(カメラズーム)」を必ず活用し、視線を中央の王女から画面奥の開口部へとまっすぐスライドさせてください。男性の右腕が高々と挙がっていれば即座に購入を見送るべきです。