連日、外国人観光客でごった返す店内だが、ブランド側は地元・新宿のコミュニティとの繋がりも決して疎かにはしていない。店舗の地下フロアには、地元のクリエイターや若手アーティストが自由に作品を発表できるマイクロギャラリーが併設されている。定期的に開催されるワークショップには、近隣のデザイン専門学校の学生たちも多く参加しているという。
観光公害(オーバーツーリズム)が社会問題化するなかで、グローバル企業が地域社会とどう共生していくか。その一つの解が、この店舗のあり方に示されている。単に外貨を稼ぐための装置ではなく、街のカルチャーを共に育てるパートナーとしての姿勢。それこそが、ブランドの信頼性をより強固なものにしている。