「獲ったどー!」というあまりにも有名な決め台詞。巨大なサバイバルナイフとモリを手に、荒波へ潜る姿を記憶している人も多いだろう。だが、画面越しに見える豪快なパフォーマンスの裏には、文字通り命がけの裏側が存在していた。
極寒の海に何時間も潜り続け、体温が奪われ指の感覚がなくなるなかでのロケ。台本など一切存在しない過酷な現場で、カメラが回っていない瞬間も彼は魚を追い求めていたという。過剰な演出に頼らず、ガチンコで自然と向き合ったからこそ、あの本物の熱量が生まれたのだ。そこにあったのは、笑いをとることへの執念と、番組に対するプロとしての凄まじい誠実さだった。