彼女の歩みを語る上で外せないのが、乃木坂46在籍時に打ち立てた数々の金字塔です。8thシングル『気づいたら片想い』で初の単独センターに抜擢されて以来、グループの歴代最多タイとなる通算7度の表題曲センター(Wセンターを含む)を務め上げました。
『夏のFree&Easy』で見せた弾けるような笑顔から、『命は美しい』における息を呑むようなシリアスな表現力、そして自身の卒業シングルとなった『帰り道は遠回りしたくなる』まで、彼女がセンターに立つ楽曲は常にグループのターニングポイントとなってきました。当時のライブ現場で観客を息を呑ませたのは、楽曲ごとの曲想を指先ひとつ、視線の落とし方ひとつでガラリと変える憑依型のパフォーマンスです。
その圧倒的な人気を証明したのが、2015年発売の1st写真集『普段着』および2016年の2nd写真集『風を着替えて』です。特に『風を着替えて』はオリコン年間写真集ランキングで1位を獲得し、累計発行部数20万部を超える社会現象を巻き起こしました。ネット上では「どこを切り取っても奇跡の一瞬」「飾らない表情が尊すぎる」と絶賛が相次ぎ、男性ファンのみならず同世代の女性ファンをも熱狂させました。