脳性麻痺の初期症状は、月齢が進むにつれて運動発達の遅れや特徴的な癖として表面化してきます。日頃のスキンシップの中で確認しておきたいポイントをまとめました。
生後0か月〜3か月頃のチェック項目
- 抱っこをしたときに体が棒のように突っ張り、胸元にしがみつくような丸まりが作れない。
- 逆に、抱き上げたときに首や体がフニャフニャで、すり抜けて落ちそうになる(筋緊張低下)。
- 授乳時に口をうまくすぼめられず、むせこみや飲みこぼしが極端に多い。
- 大きな物音に対してビクッと両手を広げるモロー反射が、過剰に強く頻繁に出る。
生後4か月〜7か月頃のチェック項目
- 首すわりが遅い:生後4〜5か月を過ぎても縦抱きで頭がグラグラし、うつ伏せにしても頭を持ち上げられない。
- 仰向けに寝かせると常に同じ方向ばかりを向き、手足の動きに明らかな左右差がある。
- 手をおもちゃへ伸ばそうとせず、常に手を固く握りしめている。
- 寝返りを打つ際、体をひねるのではなく、首と背中の強い反り返りだけで転がってしまう。
生後8か月以降のチェック項目
- 生後7〜8か月を過ぎても一人座りができず、座らせようとすると後ろへ倒れてしまう。
- ハイハイをする際、両足を交互に出せず、ウサギ跳びのように両足を同時に引きずる。
- つま先立ちのように足先だけを床に強く打ち付け、足の裏全体をつけようとしない。