耳鳴りでブーンと続く低音の正体は?放置厳禁のサインと最新治療

耳鳴りでブーンと続く低音の正体は?放置厳禁のサインと最新治療

耳鳴りでブーンと続く低音の正体は?放置厳禁のサインと最新治療の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。

一般的な金属音のような「キーン」という高音の耳鳴りと異なり、低音域の異音は内耳の構造的なトラブルによって引き起こされるケースが目立つ。私たちの耳の最深部には、音の振動を電気信号へと変換する蝸牛と呼ばれる渦巻き状の器官が存在する。この蝸牛の内部はリンパ液で満たされており、特定周波数の振動を有毛細胞が捉えることで脳へと音を伝達している。

蝸牛の入り口付近は高音を、最深部の頂部付近は低音を感知する役割を担う。低音の耳鳴りが発生している際、この蝸牛の頂部周辺でリンパ液が過剰に溜まる「内リンパ水腫」が生じている可能性が高い。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の報告でも、低音域に特化した聴覚障害は内耳の循環不全や圧迫が起点となることが多いと指摘されている。専門機関で実施される純音聴力検査では、125Hzや250Hzといった低周波数帯のみが特異的に低下する波形が確認されるのが特徴だ。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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