環境負荷の低減という視点からも、業界関係者の評価は極めて高い。従来のロースタリー施設では、巨大な焙煎機をガスや電気で稼働させ続け、多大なエネルギーを消費していた。生豆からの直接抽出プロセスはこの焙煎工程を丸ごとスキップする。
生産地からの輸送形態も様変わりした。重くかさばる豆の状態で世界中に運ぶのではなく、産地近くのマイクロハブでフレッシュなまま抽出・濃縮・パッキングするモデルが主流化している。物流全体での炭素足跡(カーボンフットプリント)は従来比で最大70%削減された。環境意識の厳しい欧州のみならず、日本国内の環境対応企業でもオフィスの標準ドリンクとして導入が進む。