ファッションの最高峰、パリ・コレクション。世界中から数百人ものトップモデルが集まり、わずか数枠のランウェイ枠を争う厳しいオーディション空間だ。そこで彼女が直面したのは、ルックスだけでなく、過酷な自己主張と圧倒的なタフさが求められる現実だった。
事前のコネクションなど通用しない世界で、彼女は一人の志願者としてブック(作品集)を携え、パリの街を歩き回った。体調管理に追われ、言葉の壁にぶつかりながらも、自らのウォークと眼光だけで審査員を魅了。見事に大御所ブランドのショー出演を勝ち取った瞬間、彼女は「日本の橋爪愛」から「世界のハイファッションモデル」へと覚醒を遂げた。