国内映画ビジネスの構造が大きく変容するなか、スタジオポノックは2026年に向けて新たな戦略へとシフトしています。象徴的なのが、映画館単体に依存しないグローバル展開と国際共同制作です。
Netflixをはじめとする海外配信プラットフォームでは、ハイクオリティな2D手描きアニメーションの需要が世界規模で高騰しています。手描きアニメーションを安定して制作できるスタジオは世界でも極めて希少であり、ポノックのクラフトマンシップは海外市場で極めて高いブランド価値を持っています。
気になる2026年以降の最新作動向については、エースである米林宏昌監督を中心とした新たなプロジェクトの企画開発が水面下で進行しています。『メアリと魔女の花』以降、短編の制作や他作品のサポートに回っていた米林監督が、再びメガホンを取るオリジナル長編企画への期待が高まっています。ジブリの伝統を継承しつつ、世界市場を直接見据えたポノックの「第二幕」がいよいよ動き出そうとしています。