Q1:マフラーを編む場合、棒針は何号を選べば間違いありませんか?
A1:使用する毛糸のラベル裏面に必ず「使用針の目安」が記載されています。初心者が最初に選ぶなら、編み目が大きくて進みが早く、目の構造が視認しやすい「極太毛糸」と「10号〜12号の棒針」の組み合わせが最適です。細い毛糸(合太以下)を選ぶと、同じ長さを編むのに数倍の段数が必要となり、途中で挫折する確率が高まります。
Q2:メリヤス編み(表目と裏目を交互に1段ずつ編む方法)で編んだら端が丸まって筒状になってしまいます。直せますか?
A2:メリヤス編みは構造上、表目と裏目の糸の引っ張り合いのバランスによって必ず端が内側に丸まる特性を持っています。これは編み手の腕前ではなく編み地の物理的な性質です。スチームアイロンを当てても着用しているうちに再び丸まるため、両端の3〜5目だけをガーター編み(すべて表目)にするか、全体を一目ゴム編みや鹿の子編みに変更するのが根本的な解決策です。
Q3:100均の毛糸でマフラーを編む際、途中で色が微妙に変わってしまうのを防ぐにはどうすればよいですか?
A3:毛糸の帯に印字されている「LOT(ロット)番号」を必ず全玉一致させて購入してください。同じ商品名・カラーナンバーであっても、染色窯(ロット)が異なると微妙な色合いの差異が生じ、マフラーの途中で露骨な境界線が現れてしまいます。100均は棚の回転が早いため、後日の買い足しでは同一ロットが揃わないリスクが極めて高くなります。
Q4:編んでいる途中で目数がいつの間にか増えたり減ったりしてしまいます。なぜですか?
A4:端の目を編む際、前段の糸が引っ張られて「2目に見えている端の目」を誤って2回編んでしまうこと(増目)や、針から糸が滑り落ちて気付かないまま放置すること(減目)が典型的な原因です。端の目を編むときは糸の向きをしっかり確認し、10段編むごとに全体の目数を数える習慣をつけることで、被害を最小限に食い止められます。