同校を語る上で欠かせないのが、世界的な人道支援で知られる国連難民高等弁務官の故・緒方貞子氏や、上皇后美智子様といった突出した卒業生たちの存在だ。彼女たちに共通するのは、揺るぎない倫理観と高い国際感覚、そして現場で行動する果敢さである。
その背景には、創立以来受け継がれてきたカトリック系大学としての人間教育と、伝統の「リベラル・アーツ教育」がある。教養を単なる教養で終わらせず、社会の多様な諸問題の解決へと繋げる知性を養う。カトリック精神に基づく奉仕の心と知的な卓越性の融合こそが、同校の揺るぎないアイデンティティとなっているのだ。