阿部亮平の知名度を全国区へと押し上げた決定的な作品といえば、2008年に社会現象を巻き起こしたドラマ『ROOKIES』(TBS系)です。阿部は二子玉川学園高校野球部のライバル校である目黒川高校の不良グループリーダー・河埜拓哉役を熱演しました。
野球経験者ならではのダイナミックでキレのあるバッティングフォームや投球フォームはもちろんのこと、主人公たちと激しく対立しながらも次第に野球への純粋な情熱を取り戻していく過程を泥臭く表現。視聴者に鮮烈なインパクトを残しました。
その後も、日本映画史に残るアクション大作や話題のテレビドラマに次々とキャスティングされていきます。
- 映画『クローズZERO II』:鳳仙学園の幹部・的場闘志役として、スキンヘッド軍団を率いる圧倒的な武闘派キャラクターを好演。
- ドラマ『今日から俺は!!』『ナンバMG5』:ヤンキー・不良系作品において、物語のリアリティと迫力を担保する絶対的な壁として君臨。
- 刑事ドラマ・サスペンス枠(『相棒』『警視庁・捜査一課長』など):一見して犯人と疑われる強面キャラから、実は家族思いの職人、あるいは冷徹な実行犯まで、サスペンスの緊張感を操るキーマンとして多数出演。
- 映画『東京リベンジャーズ』シリーズ:実写化における世界観の再現に寄与し、若手キャスト陣を引き締める重鎮ポジションを担う。
現場スタッフの間では「阿部亮平が画面の隅に立っているだけで画面の強度が一段上がる」と評されており、クライムサスペンスやアクション作品において替えの利かないキャスティング候補筆頭となっています。