紙面の設計図となる「割り付け」において意識すべき基本原則が、人間の視線移動に沿った「逆Nの法則(横書きの場合はZの法則)」です。縦書きの壁新聞や学習新聞では、読者の視線は「右上(題字・トップ見出し)→左上→右下→左下」へと流れます。この動線上に最も重要な見出しや写真を配置することが、読みやすさを劇的に向上させる割り付けのコツです。
記事の成否を分けるのが「見出し」の付け方です。見出しは単なるラベルではなく、「10文字〜15文字前後で結論や驚きを言い切る」ことが鉄則となります。主見出し(大見出し)に加えて、内容を補足する袖見出し(脇見出し)を添えることで、読者は本文を読む前に大まかなストーリーを把握できます。
【見出しの具体例】
- NG例:「清水寺に行きました」「沖縄の海について」
- 改善例(歴史・文化):「1200年の舞台に立つ!清水寺が誇る『釘を使わない』建築の謎」
- 改善例(体験・発見):「漆黒の漆器に命を吹き込む|蒔絵体験で見えた職人の超絶技巧」
- 改善例(平和学習):「摩文仁の丘で誓う未来|平和の礎に刻まれた24万人の記憶と対峙」
- 改善例(班別行動):「道に迷って大発見?地元民が愛する路地裏の絶品八ツ橋を調査」