インターネット上では「PL教は入信すると多額の金を要求されるのではないか」「カルト的な強制力があるのではないか」といった検索ワードが散見されます。しかし、PL教団の評判と実態を調査すると、一般的な悪質商法や強引な霊感商法を展開する団体とはやや性質が異なります。
教団の制度上、信者が納めるPL教団のお布施や会費の基本は、月額数百円から千円程度とされる「会費」や、感謝の証として自発的に納める「玉串料(献金)」が中心です。高額な壺や印鑑を売りつけるような手法は見られず、基本的には信者の自主性に委ねられていました。問題は、昭和の時代に「熱心な信者ほど多額の寄付を行うことが美徳」とされ、競うように奉納が行われていた点です。その結果、熱烈な信者家庭では家計を圧迫するほどの献金が行われ、二世信者の子どもが強い反発を抱いて離教するケースが相次ぎました。
また、パーフェクトリバティー教団と芸能人の関係についても多くの噂が存在します。PL学園出身の元プロ野球選手たちが試合前にバッターボックスで胸元に手を当て「おみ霊(みしるし)」に祈りを捧げる姿がテレビ中継されたことから、「PL学園の生徒=全員が熱心な信者」と誤解されがちでした。実際には、野球部員の多くは宗教的な信仰心からではなく、甲子園優勝という目標のために全国から集まった一般家庭の球児たちでした。学園生活において教理の学習や礼拝は義務付けられていたものの、卒業後に熱心な信者として活動し続けた選手はごく一握りです。
芸能界においても、関西出身のタレントや文化人が「親が信者だった」「花火大会の関係者席に招待された」といったエピソードが独り歩きし、根拠のない信者リストがネット上で拡散された側面が強く、実態以上に過大なイメージが形成されていたのが真相です。