佐野ゴルフクラブを訪れるゴルファーが最も頭を悩ませるのが、「出流コース」と「駒コース」のどちらをエントリーすべきかという選択です。コース難易度や設計思想の相違を理解せずにエントリーすると、自身の持ち球やプレースタイルとのミスマッチから、思わぬ大叩きを招くことになります。
出流コースは、全体的にフェアウェイが広くフラットに設計されたダイナミックなコースです。距離もしっかりと確保されており、ティショットで思い切りドライバーを振り抜く爽快感を味わえます。ただし、ガードバンカーの配置やグリーン奥の下り傾斜が効いており、花道からのアプローチ技術が試される本格的なレイアウトです。中・上級者が実力を試す舞台として定評があります。
対する駒コースは、自然の起伏を巧みに生かした山岳・丘陵テイストのトリッキーな18ホールです。ブラインドホールやドッグレッグ、谷越えが連続し、視覚的なプレッシャーがゴルファーを惑わせます。ドライバーの飛距離よりも、200ヤード前後を確実に刻むユーティリティやアイアンの精度、コースマネジメントの冷静さが不可欠です。少しのミスがOBやペナルティに直結するため、初級者にとってはコース難易度以上に難解に感じられる傾向があります。