好陽軒の代名詞といえば、何と言っても丼一面に咲く花のように並べられた極太メンマです。一般的なラーメンのトッピングという概念を遥かに超え、数百本ものメンマが丼の表面をぎっしりと覆い尽くす光景は圧巻の一言に尽きます。
何日もかけて塩抜きと味付けが行われるメンマは、驚くほど柔らかでありながら、噛むと心地よいシャキシャキ感が弾けます。味付けはスープの邪魔をしない絶妙な薄味仕立てで、いくら食べても飽きが来ません。
ベースとなる薬膳ラーメンスープは、濁りのない澄んだ旨味と玉ねぎや人参などの自然な甘みが溶け込んだ優しい口当たり。脂っこさや塩辛さは皆無で、最後の一滴まで飲み干したくなる滋味にあふれています。後半には卓上に用意された「朝鮮人参酢」や「自家製ラー油」を一回しすることで、爽やかな酸味と心地よい辛味が加わり、幾重にも重なる味の変化を堪能できます。