競技時代、数々の金メダルを掲げ世界を牽引した羽生結弦に対し、日本スケート連盟や国際オリンピック委員会(IOC)も常に熱い視線を注いできた。彼の私生活に関する決断に対しても、関係者の間では個人の人権と尊厳を最優先すべきだという共通認識が広がっている。
アマチュア競技の枠組みを超え、フィギュアスケートの地位そのものを高めた偉大な功労者である彼に対し、スポーツ界全体がそのプライバシーを尊重すべきだという声は根強い。一連の出来事は、巨大な影響力を持つスター選手と競技団体の関わり方に関しても、新しい課題を突きつけることとなった。