長女の誕生以降も、橋本氏の「五輪ネーム」へのこだわりは揺るがなかった。むしろ、その勢いは加速していく。
2003年に生まれた次男(第一子男児)には「亘利翔(ぎりしゃ)」と命名。オリンピック発祥の地であるギリシャにちなんだものだ。漢字の当て方も独特で、当時のメディアでも大きく取り上げられた。
さらに2005年、翌年にトリノ冬季五輪を控えた時期に生まれた三男には「朱里野(とりの)」と名付けた。冬季五輪で数々の伝説を残してきた彼女ならではの、ウインタースポーツへの深い愛着が滲む命名である。これらの名前は、発表されるたびに世間に新鮮な驚きと、時に賛否両論を巻き起こした。