黄砂は単なる「自然の砂」ではない。ここが最大の落とし穴だ。
第一に、砂粒子とともに大気汚染物質(PM2.5や重金属、硫酸塩など)が固着している点があげられる。濡れた衣服の繊維にこれらが付着すると、化学反応や摩擦によって衣類が変色したり傷んだりする。
第二に、目に見えないミクロの粒子が繊維の奥まで深く潜り込むこと。叩くだけでは到底落ちない。
そして第三に、肌への物理的・化学的刺激だ。黄砂が付着した下着やTシャツをそのまま着用すると、接触性皮膚炎や強いかゆみを引き起こすケースが相次いでいる。特に肌がデリケートな子供や高齢者の衣服は絶対の外干し厳禁だ。