多くの視聴者が涙し、今なお語り草となっているのが第26話「さようならペルボーニ先生」で描かれた最終回の結末です。
波乱と感動に満ちた1年間の学校生活が終わりを告げ、修了式を迎えた教室。生徒たちは進級や進路の決定を喜び合う一方で、愛するペルボーニ先生や仲間たちとの別れに直面します。特にエンリコの一家は、父親の仕事の都合によりトリノの街を離れ、遠く離れた別の街へと引っ越すことが決まっていました。
ラストシーンでは、生徒たち一人ひとりが先生への感謝を胸に教室を後にします。貧困や困難を乗り越えて立派に成長したプレコッシやガローネ、そして誰よりも温かく見守ってくれたペルボーニ先生と交わす最後の抱擁。列車に揺られながらトリノの街に別れを告げるエンリコの胸には、この学校で学んだ「他者を愛することの尊さ」が深く刻まれていました。哀愁と希望が同居するこのラストシーンは、アニメ史に残る屈指の名エンディングとして語り継がれています。