Web上で頻繁に見受けられる『3月9日』に関する言説の中には、事実関係が混同された誤解も存在します。ここで取材データに基づき事実を整理します。
よくある誤解の1つが、「3月9日に曲を作ったからこのタイトルになった」という説です。前述の通り、実際の作曲期間は挙式の前であり、「友人の結婚式当日が3月9日だった」ことが正しい理由です。また、「卒業式ソングとして大ヒットした後に結婚式でも使われるようになった」という順序の逆転も散見されますが、正しくは「結婚式のために作られ、後に卒業ソングとして再発見された」というプロセスを辿っています。
さらに「結婚式で使うのは卒業式のイメージが強すぎて不適切ではないか」という懸念の声もありますが、原作者である藤巻亮太自身が親友の結婚のために書いた背景があるため、結婚披露宴の生い立ちムービーや両親への手紙のBGMとして使用することは、本来の趣旨に100%合致した最も美しい選曲と言えます。