ここで、ネット上に流れる誤解を整理しておきたい。
誤解1:「古古古米=腐っている・危険」
適切に低温保管された米は、3年以上経過しても食用としての安全性に問題はない。カビや虫害がなければ、健康被害のリスクは極めて低い。問題は安全性ではなく風味・食感であり、そこを混同している投稿が多い。
誤解2:「備蓄米=古古古米」
政府備蓄米は5年を目安に回転備蓄されている。放出される米の多くは2〜3年目の「古古米」や「古米」であり、必ずしも3年以上の「古古古米」ではない。ただし、2026年のように放出が繰り返されると、相対的に保管期間の長い米も出回りやすくなる。
誤解3:「古古古米には栄養がない」
炭水化物やタンパク質などの主要栄養素は、時間が経っても大幅には減少しない。ビタミンB群の一部は減少するものの、主食としての栄養価はほぼ維持される。むしろ、精米後の時間経過による酸化の方が品質には大きく影響する。