Q1:見た目だけでムカデとヤスデを一瞬で見分ける最大のコツは何ですか?
A1:立ち止まっている時の「足の密度」と、動いた時の「スピード」です。胴体の節から足がワサワサと大量に生えており、ゆっくり歩いていればヤスデ。足同士の間隔が比較的広く、人が驚くほどの猛スピードでササッと走ればムカデです。また、触れた際にゼンマイのようにクルクル丸まるのはヤスデ固有の防御行動です。
Q2:部屋の中でヤスデを見つけた時、新聞紙やスリッパで叩き潰しても平気ですか?
A2:絶対に叩き潰してはいけません。ヤスデは外圧を受けると、防御反応として側面の臭腺からシアン化水素やキノン類を含む強烈な悪臭体液を噴出します。床や壁にシミが残り、悪臭が数日間取れなくなるだけでなく、揮発成分が目に入ったり皮膚に付着して激しい炎症を起こすリスクがあります。ガムテープで優しく貼り付けて捕獲するか、冷却スプレーで凍らせてからティッシュで包んで廃棄してください。
Q3:ゲジゲジは本当に一切の害がない益虫なのですか?
A3:衛生・健康面においてはほぼ無害な完全な益虫です。人間を噛むことは滅多になく、仮に噛まれても毒性は蚊と同等以下です。住宅最大の害虫であるゴキブリや南京虫を捕食し尽くしてくれる頼もしい存在ですが、「見た目の不快感」が強烈すぎるため心理的害虫とされます。もし遭遇しても殺虫剤で殺すのではなく、ホウキやチリトリで外へ逃がすのが自然界にとっても最善の選択です。