「竹の秋」は手紙やビジネス文書の改まった挨拶状で使われる「時候の挨拶」としても知られています。しかし、使用時期を誤ると大きなマナー違反になってしまうため注意が必要です。
「秋」という漢字が入っているため、9月や10月の手紙に使いたくなりますが、正しくは「5月中旬〜下旬(立夏を過ぎた初夏)」に使用するのが正しいルールです。
【文例パターン】
「拝啓 竹の秋の候、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。」
「拝啓 竹の秋の好時節、皆様におかれましては健やかにお過ごしのことと存じます。」
教養ある相手ほど季節の言葉に敏感です。5月の初夏に「竹の秋」を正しく使いこなすことで、風情ある教養と気配りを伝えることができます。