ビートルズ『ハロー・グッドバイ』の真実|対立が生んだ名曲の深層

ビートルズ『ハロー・グッドバイ』の真実|対立が生んだ名曲の深層

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Q1:作詞・作曲のクレジットは「レノン=マッカートニー」ですが、ジョンはどの程度関与していますか?
A1:実質的にはポール・マッカートニー単独の作品です。歌詞とメロディの骨格はすべてポールが考案しました。ただし、スタジオでの録音段階においてジョンはピアノのイントロ、ハモンドオルガン、そして特徴的なバックコーラスを演奏・歌唱しており、サウンドプロダクションの面では重要な貢献を果たしています。

Q2:ラストシーンで突如始まる陽気なパート(コーダ)は何を歌っているのですか?
A2:公式には「Maori Finale(マオリ・フィナーレ)」と呼ばれ、メンバーが即興的にマオリ族の挨拶やハワイ語風の響きを模して「Hela, Heba, Hello-a」と歌っています。スタジオでのジャムセッション中に自然発生したテイクをポールが気に入り、フェードアウトしかけた楽曲を再びフェードインさせて接続するという斬新なエンディング手法が取られました。

Q3:なぜ『マジカル・ミステリー・ツアー』の映画本編には使用されなかったのですか?
A3:同名テレビ映画の劇中劇としては組み込まれず、映画のエンドクレジット(エンディングロール)のBGMとして採用されました。英国では映画用楽曲6曲を収録した2枚組EPとしてリリースされたため本作は含まれませんでしたが、米国キャピトル盤が独自に既発シングル曲を追加してLP化したことで、現在のアルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』のラストを飾る定番曲として定着しました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。