京都ラーメン頂上決戦!一乗寺の濃厚白湯から老舗の漆黒醤油まで

京都ラーメン頂上決戦!一乗寺の濃厚白湯から老舗の漆黒醤油まで

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京都の朝は早い。午前6時、まだ薄暗い京都駅東側の高倉跨線橋近くに立つと、芳ばしい醤油の香りと豚骨の湯気が鼻腔をくすぐる。隣り合うように佇む「新福菜館」と「本家 第一旭」。京都のラーメン史を語る上で避けて通れない聖地だ。

新福菜館の丼は、見た目の黒さに誰もが息をのむ。だが、レンゲでスープを口に運んだ瞬間に広がるのは、焦がし醤油の深いコクと鶏ガラ・豚骨のまろやかな甘みだ。決して塩辛くはない。合わせる漆黒のヤキメシとともに、昭和13年の創業時から地元民の胃袋を掴んで離さない。

対する本家 第一旭のスープは、豚骨を澄んだ状態で炊き上げた清湯仕立て。生醤油のキレと厳選された豚肉の旨味が絶妙なバランスを保つ。山盛りの九条ネギの下に隠されたジューシーなチャーシューは、朝の体に心地よいエネルギーを注ぎ込む。この2軒の存在こそ、京都の豚骨醤油文化の揺るぎない礎石である。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。