桜田淳子に関する関心が高まり続けるもうひとつの理由は、「いつか再び彼女の歌声や芝居を見られるのではないか」というファンの根強い期待にあります。
実際、彼女自身も表現活動への意欲を完全に失っていたわけではありませんでした。2013年の博品館劇場でのステージ、2017年のCD発売記念イベント、さらに2018年に行われたスクリーンコンサートなど、限定的ながらファンとの交流の場を設け、会場を満員にしました。当時の会場を訪れたファンからは「往年のオーラと透き通るような美声は健在だった」「ブランクを感じさせない表現力に涙が出た」といった熱烈な声が寄せられていました。
しかし、桜田淳子の最新ニュースにおいて、復帰への扉は重く閉ざされています。2022年7月に発生した安倍晋三元首相の銃撃事件を契機として、旧統一教会に対する社会的批判は激化。文部科学省による解散命令請求や被害者救済法の成立など、教団を取り巻く環境は根本から覆りました。
地上波キー局の関係者は明かします。「彼女の圧倒的な実績や実力は誰もが認めています。しかし、テレビ局のコンプライアンス基準やスポンサー企業のリスク管理の観点から、教団との関係を公に断ち切っていない彼女をキャスティングすることは不可能です。単独ライブや自主出版が限界であり、メジャーシーンへの復帰ロードは完全に消滅しました」。