仕事や生活で車が不可欠なドライバーにとって、30日や60日の運転禁止は死活問題です。そこで用意されている救済措置が、出頭日に受講できる「停止処分者講習(免停講習)」による処分の短縮です。
出頭通知書に従って指定場所へ出頭すると、手続き当日に講習を受けるかどうかの意思確認が行われます。講習の受講は任意(手数料は自己負担)ですが、受講することで得られるメリットは絶大です。
講習の最後には筆記による考査(テスト)が実施され、その成績によって処分短縮日数が決定します。成績区分は「優・良・可」の3段階に分かれており、最も優秀な「優(概ね正答率85%以上)」を獲得した場合、短縮幅は最大化されます。
30日免停の場合、「優」評価を獲得すれば29日短縮されます。つまり、講習を受けた出頭当日の1日のみを免停期間とし、その日の24時(深夜0時)をもって免停が解除されるため、実質的に「翌日からは合法的に運転できる」状態を取り戻すことが可能です。テスト内容は講義を真面目に聞いていれば合格できる難易度ですが、居眠りや受講態度の不良があると短縮日数が減らされる、あるいは受講資格を剥奪されるため油断は禁物です。