運転の疲労や現地の駐車場渋滞を完全に避けたい旅行者には、公共交通機関の利用が推奨されます。その中でも定番の鉄道ルートと、都市間直行バスルートにはそれぞれ明確なメリットが存在します。
松本駅〜新島々駅〜上高地線の黄金リレー
首都圏から特急あずさ、あるいは名古屋から特急しなので松本駅に降り立った後、アルピコ交通上高地線に乗り換えて終点の新島々(しんしましま)駅へ向かいます。所要時間は約30分。新島々駅からは駅前ロータリーにダイレクトに接続する上高地行きの路線バスに乗り換え、約1時間5分で標高1,500mの上高地バスターミナルへ到着します。電車の便に合わせてバスダイヤが緻密に設計されているため、乗り継ぎのストレスが極めて少ないのが特徴です。
直行バス「さわやか信州号」新宿発の評判と予約攻略法
乗り換えなしで現地最深部に飛び込める最高峰の選択肢が、アルピコ交通が運行する直行高速バス「さわやか信州号」です。朝に出発する昼行便と、夜間に出発して翌早朝に現地入りする夜行便が設定されています。特に夜行便に対する利用者の評価は高く、「早朝5時台にまだ観光客が踏み荒らしていない朝靄の大正池に立てる」「河童橋からの朝焼け(モルゲンロート)をその日のうちに味わえる」と絶賛されています。
ただし、人気の3列独立シート「グリーンカー」仕様などは、予約受付開始(乗車日の1ヶ月前同日など公式スケジュール)直後に満席となるケースが珍しくありません。最新の予約システムの受付開始時間を事前に確認し、発売初日のリロード合戦に備える心構えが求められます。
名古屋発のアクセス詳細プラン
中京圏からの遠征では、名鉄バスセンターから発着する直行高速バス(名鉄バス・アルピコ交通共同運行)がダイレクト感で圧倒しています。もし直行便が満席の場合は、JR特急しなので松本駅へ出て上高地線に乗り換えるルート、あるいは高山濃飛バスセンターを経由して平湯温泉・あかんだな経由で入るルートの2通りがあり、柔軟な旅程変更が可能です。