「綺麗に張れたのに、タープの下がまったく日陰にならず直射日光で蒸し風呂状態になった」という失敗は、方角の計算不足が原因です。どれほど完璧なテンションで設営しても、ヘキサタープの影の向きと方角を考慮していなければ居住性は半減します。
太陽は東から昇り、南を通って西へ沈みます。真夏のキャンプで最も過酷なのは、午後から夕方にかけてサイトを直撃する強烈な西日です。メインポールの稜線を東西方向に配置してしまうと、西日がタープの開口部から奥深くまで差し込み、リビングスペースが全滅してしまいます。
快適なリビングを死守するためには、メインポールのラインを南北方向に走らせ、西側に位置するウイングを低めにペグダウンするのが鉄則です。これにより、最も日差しが厳しい時間帯にタープの生地が巨大な日除けシールドとして機能し、濃い日陰をタープ下に長く留めることが可能になります。