どこから犯罪に?不同意わいせつ罪の成立要件とセクハラの境界線

どこから犯罪に?不同意わいせつ罪の成立要件とセクハラの境界線

どこから犯罪に?不同意わいせつ罪の成立要件とセクハラの境界線に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

最高裁判所のこれまでの判例において、わいせつとは「徒らに性欲を刺激・興奮させ、かつ、普通人の正常な性的な羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反するもの」と定義されてきた。しかし近年の刑事法の実務において、この古典的な定義は被害者の「性的自己決定権の侵害」という観念へ急速にシフトしている。

法曹界では、加害者に性欲を満たす主観的な意図があったか否かよりも、被害者が受けた精神的・身体的苦痛と尊厳の毀損が極めて重く評価される。弁護士の実務現場からも、「単なる悪ノリだった」「親愛の情を示しただけ」という加害者側の供述は、裁判において一切の酌量事由にならないという指摘が相次ぐ。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。