担任の先生は、自学ノートのどこを見ているのだろうか。都内の公立小学校で5年生を担任する教諭は、「びっしり書かれた漢字の練習よりも、その子独自の視点が見えるノートに思わず手が止まる」と明かす。
「例えば、『なぜ信号機の青は緑色なのに青と呼ぶのか』といった、日常の素朴な疑問を10分で調べたノートです。結論が完璧でなくてもいい。自分で調べて、自分なりの言葉で『わかったこと』『次に調べたいこと』が書かれているノートは、最高評価をつけます」と教諭は語る。完璧さではなく、主体的なプロセスこそが、通知表の「主体的に学習に取り組む態度」の評価に直結するのだ。