近年のゲリラ豪雨や地震災害の頻発により、防災グッズとしてのキャリーカートの重要性が再認識されている。断水時の給水所からの水運びはもちろん、がれきが散乱する道路や泥濘地でも沈み込まない「ノーパンクワイドタイヤ」の需要が急増した。自治体のハザードマップを確認した上で、避難用としてあらかじめ玄関先にカートを常備する家庭も珍しくない。
一部の先進的なモデルでは、夜間の視認性を高める反射材がボディ全体に配され、救急ホイッスルや簡易トイレテントを固定できる専用アタッチメントが標準装備されている。もはや単なる「買い物カゴの延長」ではなく、命を守るための移動手段なのだ。