初夏から夏にかけて、うまんちゅ市場が1年で最も激しい熱気に包まれるのが「トロピカルフルーツのシーズン」だ。特に沖縄県産アップルマンゴー(アーウィン種)とキーツマンゴーの取り扱い量は県内屈指を誇り、贈答用から自宅用の規格外品まで店内中央の平台が赤と緑の果実で埋め尽くされる。
マンゴーを最高のコストパフォーマンスで手に入れ、全国発送するための必須知識を以下の比較表にまとめた。時期のズレや品種ごとの特性を把握しておくことが失敗を防ぐ鍵となる。
知る人ぞ知る「マンゴー全国発送」の裏技と出荷カウンター活用法
シーズン中の市場内には、特設の宅配受付カウンター(JA提携配送サービス)が開設される。ここで多くの観光客が見落としがちなのが、贈答用の高級化粧箱だけでなく、透明パックに入った「家庭用・色ムラ品(通称:訳ありマンゴー)」の存在だ。表面にわずかな黒点(炭疽病の痕跡)や日焼け跡があるだけで、中身の糖度や果肉のクオリティは贈答品と全く変わらない個体が、半額以下の1玉500円〜800円程度で販売されている。
この家庭用パックを複数購入し、カウンターで専用の発送用ダンボール(有料緩衝材付き)を調達して箱詰めすれば、百貨店通販の3分の1以下の総額で極上のマンゴーを本州の親族や自宅へ送ることができる。ただし、完熟状態のマンゴーは輸送中の衝撃に弱いため、スタッフに「発送用として日持ちする個体か」を確認してもらうのが失敗しない鉄則だ。