Q1:原材料表示で「ぶどう糖果糖液糖」と「果糖ブドウ糖液糖」が分かれているのはなぜですか?
A1:日本農林規格(JAS)の基準により、含まれる糖のうち「果糖の割合が50%未満」のものがぶどう糖果糖液糖、「50%以上90%未満」のものが果糖ブドウ糖液糖と規定されているためです。名前に先に来ている糖のほうが多く含まれていると覚えると分かりやすいでしょう。清涼飲料水には、冷やした時に甘味が引き立つ後者の果糖ブドウ糖液糖が多く採用されています。
Q2:人工甘味料(アスパルテームやスクラロース等)と果糖ブドウ糖液糖はどちらが体に悪いですか?
A2:作用機序が異なるため単純比較はできません。果糖ブドウ糖液糖は「過剰な糖質カロリーによる直接的な脂肪肝・糖尿病リスク」が明確に証明されている一方、ゼロカロリー人工甘味料は血糖値こそ上げませんが「腸内細菌叢への影響や甘味依存の維持」に関する懸念が指摘されています。代謝内科の観点からは、肥満や重度の糖尿病を抱える場合の短期的な置き換えには人工甘味料に分がありますが、長期的な健康維持の観点からは双方に頼らない「無糖飲料への移行」が最も推奨されます。
Q3:完全に避けるのは大変です。日常でできる最も効果的な減らし方は何ですか?
A3:料理の調味料まで細かく気にする必要はありません。最大の元凶は「液体としてのゴクゴク飲み」です。まずは「喉の渇きを甘い飲料で潤す習慣」をやめ、ペットボトル症候群(急激な高血糖)の主因となる清涼飲料水やエナジードリンクを無糖の飲み物に切り替えるだけで、体内に流れ込む異性化糖の8割以上を無理なくカットできます。