2016年の出来事から丸10年。世間の好奇の目はやがて消え去り、残ったのは純粋な「表現者としての実力」だった。香取慎吾はアートの世界で世界的評価を確実にものにしつつ、舞台やソロライブで唯一無二のポップアイコンとしての才気を解放し続けている。自身が手掛ける個展の動員数は過去最高を更新し、表現の幅は留まることを知らない。
一方の木村拓哉もまた、日本ドラマ・映画界の絶対的軸として揺るぎない地位を築いている。近年挑んだ海外大型ドラマ作品での評価や、映画における重厚な演技変容は、単なるアイドルの枠を超えた「映画人」としての円熟味を世界に見せつける格好となった。お互いがそれぞれ選んだ場所で、誰も到達したことのない高みへと上り詰めたのだ。