原付カテゴリーを巡っては、排ガス規制の強化を受けて従来の50ccエンジン車の新車供給が事実上ストップし、排気量125cc以下の車体に最高出力4.0kW(約5.4馬力)以下の出力を制御した新基準原付125ccの運用が完全に定着しました。
ここで重要なのは、「125ccの車体であっても、出力制御が施された認定車両であれば16歳取得の原付免許で乗れる」という点です。維持費の安さやファミリーバイク特約の適用範囲はそのままに、車格アップによる直進安定性や悪路走破性が飛躍的に向上しました。
ただし、同じ125ccであっても最高出力制限のない本格的な原付二種を運転するには、引き続き小型限定普通二輪免許が必要です。新基準原付は法定速度30km/hや二段階右折の義務が維持される一方、小型限定普通二輪であれば法定速度60km/hで走行でき、二段階右折も不要になります。16歳になった時点で「維持費と手軽さを重視して新基準原付を選ぶか」「最短2日で取れるAT小型限定を取得して一般車の流れに乗るか」という戦略的な見極めが不可欠です。