Q1:掃除機で吸い取った羽アリが、ダストカップや紙パックの中で生き残り、再び這い出てきませんか?
A1:高速の気流とホース内部の摩擦、ダストカップ内の旋回圧力により、吸い込まれた羽アリの9割以上は即死または致命的な損傷を受けます。ただし極小のアリが生残する可能性をゼロにするため、吸い終わった後は吸気口をティッシュで塞ぐか、紙パックを取り出して速やかにゴミ袋の口を縛り、密閉して処分することをおすすめします。
Q2:窓を完全に閉め切っているのに、朝起きると部屋の中で羽アリが死んでいるのはなぜですか?
A2:外からの侵入ではなく、すでに床下や壁内、サッシのレール内部に巣穴の出口が存在しているケースが考えられます。あるいは、夜間にサッシの水抜き穴や換気扇の隙間をすり抜け、室内灯の光を求めて侵入した個体が、エアコンの乾燥や脱水によって朝までに力尽き死骸となった可能性もあります。
Q3:羽が取れて地面を歩き回っているアリを見つけましたが、放置すると家の中に巣を作られますか?
A3:羽を落としたメスのアリは「交尾を終えて新しい巣を作ろうとしている新女王」である可能性が高いです。通常、室内のような乾燥した環境では水分不足で自然死しますが、浴室周りや結露したサッシ周辺、観葉植物の鉢植えの土などに潜り込むと、そこを拠点に新しいコロニーを立ち上げるリスクがあります。見つけ次第、粘着テープ等で確実に捕獲・駆除してください。
Q4:マンションの10階以上の高層階に住んでいるのですが、クロアリの羽アリは飛んで上がってきますか?
A4:自力で羽ばたいて直接10階まで上昇することは稀ですが、上昇気流(ビル風)に乗ることで高層階のベランダまで運ばれる事例は日常的に発生します。また、屋上緑化の土壌や共用廊下の排水口、あるいはエレベーターに乗って住人と一緒に上昇してくるケースもあります。高層階だからといって油断せず、網戸やサッシの防虫対策を講じることが重要です。