ダム湖を取り囲む周回路にはいくつかのトンネルが存在し、ここでも数々の安濃ダム心霊体験談が語られています。代表的なものは以下の通りです。
「安濃ダムトンネルを走行中に突然エンジンが停止した」「トンネルの側壁に無数の手形が浮かび上がっていた」「撮影した写真に人の顔のようなモヤが写り込み、安濃ダム心霊写真として騒がれた」など、怪奇現象のバリエーションは多岐にわたります。
しかし、これらには合理的な説明がつきます。山間部のトンネル内は湿度が高く、車のガラスが急激に曇ったり、ヘッドライトの光が霧状の水滴に乱反射してカメラのレンズに「オーブ(光の玉)」やパレイドリア現象(三つの点が顔に見える錯覚)を引き起こしやすい環境です。また、古いトンネル特有の湿気によるコンクリートのシミや変色が、薄暗い照明下で手形や人の顔に見誤られるケースも少なくありません。