ハンドジューサー型を使用する際、ネット上やSNSでも最も頻繁に見られる間違いが「レモンの断面を下にするか、上にするか」という問題です。
ドーム状の受け皿があるため、多くの人が「皮の丸みを底に合わせて、断面を上(プレス側)に向けてセットする」と直感的に誤認してしまいます。しかし、正解は「切り口(断面)を下に向ける」です。
断面を下に向け、プレス部分で皮側から押し込むことで、果肉が内側から裏返るように押し潰され、底部の小さな穴から果汁だけが真っ直ぐ注がれます。逆に断面を上にしてしまうと、果汁が横から飛び散るばかりか、皮の油分(リモネン)が過剰に押し出されて苦味が強くなり、本来の果汁が十分に絞り切れません。この基本構造を理解するだけで、絞り心地と風味は劇的に向上します。