全国の流通・小売業界が注目を寄せるのが、新生堂薬局のDX推進における取り組みです。経済産業省が選定する「DXセレクション」において優良事例として取り上げられるなど、地方ローカルチェーンの枠を大きく飛び越えた実績を残しています。
現場オペレーションには、AIによる高精度な需要予測自動発注システムや電子棚札(ESL)が全店規模で導入されています。これにより、従来ドラッグストアの現場で膨大な時間を奪っていた「品出し」「価格ラベルの貼り替え」「欠品確認」といったルーティンワークが年間数万時間規模で削減されました。浮いたリソースはすべて患者・顧客への専門的なカウンセリングや健康相談へと再投資されています。
展開ブランドは、旗艦ブランドの「ドラッグ新生堂」をはじめ、買収・グループ化した「くすりのハッピー」、そして門前および医療モール型の「新生堂調剤薬局」で構成されます。ドラッグ新生堂の店舗一覧を確認すると、福岡県内を中心に佐賀・長崎・熊本・大分へと緻密なドミナント出店を行っており、公式アプリと連動した処方箋送信やお薬手帳のOMO(オンラインとオフラインの融合)連携が利用者の生活インフラとして完全に定着しています。