表紙の印象を最も直感的に左右するのが「色」と「文字の形」です。ここでも感覚に頼るのではなく、色彩心理学と情報設計に基づいた明確な基準を適用します。
まず、パワポ表紙配色ルール決定的な理由として知られるのが「70:25:5の黄金比率」です。スライド全面の約70%を占めるベースカラー(白や極めて淡いグレー)、約25%を担うメインカラー(企業のコーポレートカラーや信頼感を与えるネイビーなど)、そして視線を引きつける約5%のアクセントカラー(オレンジやシアンなど)に限定します。4色以上を無秩序に混在させると視認性は急落し、どんなに優れた企画であってもチープな印象を与えてしまいます。
次に、資料の骨格となるプレゼン資料表紙フォント選びです。Windows環境とMac環境の双方で崩れず、現代的な可読性を担保できるユニバーサルデザインフォントが標準的な選択肢となります。具体的には、可読性に優れた「BIZ UDPゴシック」や「メイリオ」がビジネス用途での鉄板です。タイトルに誠実さや知性を宿らせたい場合は、ウェイトの太いゴシック体を用いつつ、文字間隔(カーニング)をわずかに広げる設定を施すと、高級雑誌の表紙のような洗練されたトーンが立ち現れます。