振り返れば、ロサンゼルス・エンゼルスに入団した当初の大谷は、どこかスラリとした細身の印象を残していた。もちろん当時から日本人離れした体格ではあったが、メジャーの強打者やパワフルな投手たちと連日渡り合う中で、より強固なフィジカルの必要性を痛感したという。
渡米から年数を重ねるごとに、彼の肩幅は広がり、太ももや臀部のボリュームは目に見えて増していった。登板過多や打席での疲労に負けない肉体を作り上げる過程で、彼の身体は「スリムなアスリート」から「パワーあふれる絶対的スラッガー」へと着実に変貌を遂げてきた。