バイアステープの使い方でなぜヨレる?失敗しない縫い方の手順と裏ワザ

バイアステープの使い方でなぜヨレる?失敗しない縫い方の手順と裏ワザ

バイアステープの使い方でなぜヨレる?失敗しない縫い方の手順と裏ワザについての疑問解決ガイドを徹底解説します。

市販のバイアステープには複数の規格が存在し、用途に合わないテープを選ぶと作業難易度が跳ね上がります。構造と適正用途の違いを正確に把握しておくことが不可欠です。

テープの種類構造・特徴・仕上がり幅主な用途・適した生地編集部の見解・難易度両折れバイアステープ
(Double Fold)両端が中央に向かって折られている形状。
展開幅18〜20mm/仕上がり幅約8〜10mm服の襟ぐり・袖ぐりの見返し始末、裏処理、薄手〜普通地コットン難易度:中
表に出さない「見返し始末」に最適。すっきり仕上がる。ふちどりバイアステープ
(Edge Binding)両折れテープをさらに中央で二つ折りにしたもの。
仕上がり幅8〜11mm(表裏で約1mmの幅差設計)スタイ、エプロン、ポーチの縁取り、キルティング、ブランケット難易度:低〜中
布端を包み込む用途の標準。初心者はまずこれを選ぶべき。幅広・ニット用テープ
(Wide / Stretch)仕上がり幅15〜25mm、または伸縮性素材(ニット・天竺等)を使用厚手バッグ、コートの縫い代始末、Tシャツのネックライン難易度:中〜高
厚地には幅広、伸縮生地にはニット用を選ばないと型崩れする。共布自作テープ
(Custom Made)本体生地を正バイアス(45度)で裁断し、テープメーカーで成形柄合わせが必要なワンピース、高級オーダー仕立ての洋裁難易度:高
作品の一体感は抜群。クロバー製等のテープメーカーが必須。

市販のふちどりバイアステープを手に取って観察すると、「片側の幅がもう片側より約1mm広い」構造になっていることが分かります。これは製造ミスではなく、ミシン縫いで裏落ちを防ぐための精密な設計です。縫い付ける際は、「幅が狭い方を表側、幅が広い方を裏側」に配置するのが鉄則です。表側の端ギリギリ(コバ)を縫ったとき、裏側の幅広部分に確実にミシン糸が引っかかる仕組みになっています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。