iPhoneを放置しているのに画面が暗くならない、あるいはスリープさせたはずが勝手に解除されて点灯してしまう現象には、ハードウェアの故障ではなくiOSのインテリジェント機能の干渉が関係しています。
代表的な原因の一つが、Face ID搭載モデルに備わっている「画面注視認識機能」です。この機能はインカメラがユーザーの視線を検知している間、画面の明るさを保ち自動消灯を保留します。デスクの上に立てかけていたり、作業中にインカメラの視界に顔が入っていたりすると、操作していなくても「使用中」と判定されて画面が消えません。
また、ポケットやバッグの中で画面が勝手につく場合は、「手前に傾けてスリープ解除」や「タップしてスリープ解除」が誤作動しているケースが目立ちます。歩行時の揺れや衣類の摩擦をタッチと誤認して画面が点灯し、無駄な電力消費や意図しない誤発信を引き起こすリスクがあります。
さらに、特定のアプリ(動画再生アプリ、ナビゲーション、作業用タイマーなど)がフォアグラウンドで動作していると、アプリ側の制御によって自動消灯が無効化される仕様もあります。画面が消えない時は、バックグラウンドを含めて起動中のアプリを確認することが解決への第一歩です。