深い眠りと肌のターンオーバーを語る上で欠かせないもう一つの主役が、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」です。
メラトニンは、脳の松果体から分泌されるホルモンで、自然な眠気を誘発するとともに、体温や血圧を低下させて深い睡眠へと誘導する役割を持ちます。さらに注目すべきは、メラトニン自体が持つ強力な抗酸化作用です。その抗酸化力はビタミンEやビタミンCを凌駕するとも言われ、肌細胞の老化を防ぐアンチエイジング物質としても働いています。
メラトニンの分泌は、朝目覚めて太陽の光を浴びてから約14〜16時間後に本格化します。朝7時に起床して朝日を浴びた人であれば、夜21時〜23時頃から徐々にメラトニンが増加し、自然な入眠へと導かれます。規則正しい睡眠周期をキープすることは、メラトニンの分泌を促し、結果として入眠後最初の3時間のノンレム睡眠を深め、成長ホルモンの大量分泌へとつながる美しい連鎖を生み出します。