年齢を重ねてからの妊娠・出産には、事前に正しく理解しておくべき医学的リスクが当然存在する。妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、微弱陣痛による分娩時間の長期化、帝王切開率の上昇などが挙げられる。
しかし、過度に不安がる必要はない。現在の周産期医療システムは非常に高度だ。例えば、NIPT(非侵襲的生検胎児染色体検査)の精度向上と普及により、胎児の状態を早期かつ安全に把握できるようになっている。
さらに、高年妊婦を専門にフォローするハイリスク外来や、助産師・心理カウンセラー・栄養士が連携するチーム医療を提供する総合病院が増加。予期せぬトラブルを未然に防ぎ、迅速に対応するバックアップ体制は過去最高レベルに整っている。