住宅設備のライフサイクルにおいて、コンロ機器の寿命は概ね10年〜15年が目安です。「点火しづらい」「エラーコードが頻発する」「操作パネルの反応が鈍い」といった症状が現れたら、部分修理よりも本体交換を視野に入れる時期です。
2026年現在の交換リフォーム費用相場は以下の通りです。
- ガスコンロから新しいガスコンロへの交換: 約6万〜18万円(機器代+標準工事費+既存撤去処分)
- IHから新しいIHへの交換: 約10万〜25万円(同等規格の交換であれば工事時間は約1〜2時間)
- ガスコンロからIHへの新規切り替え:約15万〜30万円前後
ガスからIHへ変更する場合、キッチンのコンロ開口部寸法は基本的に規格(幅60cmまたは75cm)で統一されているためシステムキッチン本体を壊す必要はありません。ただし、分電盤からキッチンまで「単相200V・30A」の専用配線を引く電気工事(約2万〜4万円)と、既設ガス管の閉栓工事(約5,000円〜1万円)が別途必須となります。
【プロの結論】あなたに最適なのはどっち?後悔しない判断基準
ライフスタイルや家族構成、住居環境から導き出される最終的な選び方の基準を整理しました。
▼ ガスコンロを選ぶべき人: 都市ガス供給エリアに住んでおり、中華料理や炒め物でフライパンを振りたい人。使い慣れた鉄鍋・アルミ鍋・土鍋を愛用し続けたい人。調理そのものを趣味やクリエイティブな作業として楽しみたい家庭。
▼ IHクッキングヒーターを選ぶべき人: プロパンガスエリアに住んでいる、またはオール電化住宅の人。毎日の五徳掃除から解放されたい共働き・子育て世帯。高齢者の着衣着火や消し忘れ事故を防ぎ、キッチンの安全性を最優先したい家庭。